地域の子どもを支援するインクルーシブ教育推進人材の教育プログラム キックオフフォーラム
今回は沖縄県と南風原町・琉球大学とのコラボレーションをさせていただき、学校作業療法士の育成をしていくためのプログラムを立ち上がりました。そのキックオフフォーラムに参加し基調講演・パネルディスカッションに参加させていただきました。

基調講演では、
問題行動に注目したとしても、その原因である発達障がいや生活歴・家庭環境を変えなければ問題行動は治らない。それは変えられない現実。
ではどうするか…先生が本当に届けたい教育は何かをみんなで共有することで、問題行動ではなく届けたい教育に対しての方法をチームで考えていけるようになる。
そして、その教育は子どもに届き、クラスの子どもたちにも届くということ。さらに家庭環境が複雑でも、教育は届いて行き、『今』を変えることができるということを公演させていただきました。

パネルディスカッションでは、
南風原町こども課の前城充課長による、子どもの孤立をテーマに作業療法士を活用した取り組み
琉球大学教授・大学コンソーシアム沖縄 子どもの居場所学生ボランティアセンター長である本村真教授からは、行政と民間・大学生での居場所作りという取り組みをお話いただきました。
南原小学校校長の與那嶺忠先生からは、実際に学校現場でゆいまわると関わることで子供達が変わり、先生たちも変化して楽しくクラス運営ができているということをお話いただきました。
また、コーディネーターとして琉球大学特命准教授の宮城大八さんが努めてくださり、ディスカッションの雰囲気を楽しく、話しやすくしていただきました。

関わった方々が子どもたちのことを想い、その親のことを想い、先生のことを想い、そして地域を想いこの場に集ってくれました。これからの講座が楽しみで、多くの学びの場にして行きたいです。
そして、今回の地域の子どもを支援するインクルーシブ教育推進人材の育成プログラムに参加したいと多くの作業療法士の方々にも参加していただき、お話を聞いていただきました。
共感していただける仲間とともに前に進んでいくことが楽しみです!

2018年8月8日の琉球新報にも掲載されました。
ぜひ読んでみてください!