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ゆいまわる勉強会|平成29年3月28日

今日はゆいまわるの内部の取り組みを紹介します。

「ゆいまわる勉強会」

本当は月1回を目指しているのですが、まだスタッフが少なく時間がないため、今は春休みや夏休みなど大きな休みに入った時に実施しています。

勉強には必ず心の栄養剤を!

今日はお昼時間でもあったのでピザがお供です。

今回は事例検討

ゆいまわるのスタッフはそれぞれ専門分野が違うので、得意とする技術も違います。

分析で言えば、私はその子が自分のクラスで授業を受けるときに何ができていて何が上手くできていないのかという活動遂行の質(作業遂行分析)が得意。

松村エリさんは感覚統合を勉強してきているので「どうして字を書くことが苦手なのか?」「どうして授業中ガタガタ動いているのか?」など子ども達の行為を細かく分析し紐解くことが得意です。

こんな風に得意技が違うから視点も違って、ディスカッションすればより子ども達の可能性を広げていける。

今月はお互いメインで担当しているお子さんの訪問時に同行してもらい、お互いで分析・解釈できたことをディスカッションする事例検討会。

その一部⬇

《友達と仲良く遊びたい!楽しく学んでほしい!を叶えよう》

一人の男の子が楽しく授業に参加できるために提案できることを考えてみました。

書きたい!を保障するグッツ

ノートに字を書いている「感」が上手く入ってないので字が上手く書けない。

この下敷きは硬質用。

ラバー上で表面が柔らかく、 字を書くとぷにゅぷにゅしていてペン先から手に伝わる抵抗感が強くなる。その分書いている感もUP。

エリさん「彼はそれでは物足りないみたい。まだまだ書いてる感が満たされへんのよ」

そこで出てきたのが”紙やすり”

いろいろな色がありますが、実は色に応じて目の粗さが違います。実際この紙やすり下敷き使って書いてもらった字を見てみると…

【ヤスリ:粗い/やや荒い/細かい/柔らか下敷き/フォルダー付鉛筆/自分の鉛筆】

優「こう見てみるとやや荒い紙やすりがいいですね」

エリ「緑(荒いヤスリ)になると心地よ過ぎでガリガリ遊んじゃうみたい」

知穂「なるほど、程よさも重要なのか」

などなど…

ストレス無く消せる工夫

覚醒を落とさないように、授業を受けたいからこそ一生懸命うごくから

消しゴムでは左手が補助(ノートを押さえる)に回せない…

優「片手だと ノート動いて消せないね」

知穂「バインダーで押さえるといいけど、クラスで使っている子いないし、授業の流れの中に新たな工程入れるとそれだけ遅れるしね…」

エリ「そうそう。でね、こんな風に滑るどめマット引いて真ん中をグッと織ると…」

優「おお、消せますね」

エリ「でしょ。コレなら授業の流れも邪魔しない」

こんな風に、一緒に考えています。

これからも一緒に同行する機会をより多くつくって、こんなディスカッションもしたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました

ゆいまわる・仲間

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